中国時代劇の中でも何度も再放送され続け、不動の人気の「明蘭(めいらん)〜才媛の春〜」。
派手な復讐劇とは違い、女性の知恵と強さで人生を切り開く物語です。『明蘭』のあらすじ(ネタバレあり)と実際に見た感想、見どころを本音でまとめました。視聴を迷っている方の参考になれば幸いです。
※ネタバレはゆるめですが、いっさいのネタバレは嫌という方は見ないでくださいね。
『明蘭(めいらん)』は面白い?正直な感想
私が初めに見ようと思ったきっかけは主役の二人が後に結婚したこと(現在は離婚)。ドラマ撮影中はきっと恋愛中だったはず。どんな感じかな?という老婆心からでしたが…。そんなこと吹っ飛ぶくらいに内容の濃い、面白い内容でした。
日常の中で積み重なる人間関係や駆け引き、身分の差の厳しさ、好きな人と結ばれることが許されない世情、それでも一途に想う恋など涙する場面も多々。
主人公・明蘭(めいらん)の賢さと忍耐強さ、そして愛くるしさに全力応援。
特筆したいのが、朱曼娘(しゅまんじょう)。私が観る中国ドラマで何度も悪女役を演じておられ、今回もかなりやさぐれた執念深い悪役で出ていました。綺麗な顔立ちの方なのに女優魂すごい。
長い話数ながら、どんどん見続けていき、最後は幸せな気分になる良い作品です。
実際に最後まで見たから言える「良かったところ」
明蘭の賢さと“静かな強さ”
感情的に反発するのではなく、じっと耐えながら機会を待つ明蘭。
その姿は地味に見えて、実はとても強い。派手さはなくても、芯の通った女性像に引き込まれます。
ほろ苦い初恋の余韻
明蘭の人生には、若き日の淡い想いも描かれています。
身分や立場の違いに揺れながらも、静かに心を通わせる姿はとても印象的です。
はっきりとした言葉がなくても、視線や仕草から伝わる想い。
そのもどかしさが胸に残ります。
この経験があるからこそ、明蘭はより現実を見据えた強さを身につけていきます。
甘さだけではない、大人の恋の切なさも本作の見どころのひとつです。
顧廷燁(こていよう)との信頼関係
最初から甘い恋愛ではありません。なんと出会った時には顧廷燁(こていよう)は二人の子持ち。
でも、包容力と胆力、勇敢さ・優しいさを兼ね備えたとても魅力的な人物。
はじめは「愛」というほどの想いではなかった明蘭でしたが、互いに理解し合い、支え合う関係へと変化していく過程が丁寧に描かれています。大人世代ほど共感できる夫婦像です。
少し気になったところ|正直レビュー
序盤はゆっくりめ
大きな事件がすぐに起きるわけではありません。
人間関係の土台作りに時間をかけるため、最初は少し長く感じるかもしれません。
宮廷の大事件ではなく、家庭内の小さな駆け引きが積み重なっていく緊張感、そこにこの作品の面白さがあります。
話数が多い
全73話と話数が多いため、最初は迷いますが、見るにつれ、物語が深まっていくタイプの作品なので、一気見というより“毎日の楽しみ”として視聴するのがおすすめです。
華やかな宮廷劇というより、女性の生き方を描いた人間ドラマ系ですね。
『明蘭』はどんなドラマ?基本情報とあらすじ
物語の舞台は北宋時代。
主人公・盛明蘭(せいめいらん)は、名家の側室の娘として生まれ、幼い頃から冷遇されながら育ちます。
目立たず、感情を抑え、知恵を蓄えながら生き抜いてきた明蘭。やがて成長した彼女は、ほろ苦い初恋を乗り越え、将軍の家系に生まれた顧廷燁(こていよう)と出会い、結婚をきっかけに新たな人生を歩み始めます。
家族の確執、後妻としての立場、権力争い…。
数々の困難の中で、明蘭は持ち前の聡明さと芯の強さで道を切り開いていきます。
主な登場人物
盛明蘭(せいめいらん)
俳優名:趙麗穎(チャオ・リーイン)
聡明で忍耐強い主人公。
顧廷燁(こていよう)
俳優名:馮紹峰(ウィリアム・フォン)
将軍家の出身。明蘭を支える存在。
斉衡(せいこう)
俳優名:朱一龍(チュー・イーロン)
名門・斉家の御曹司で、品があり誠実な青年。
幼い頃から明蘭を想い続け、明蘭もまた彼に心を寄せていました。
朱曼娘(しゅまんじょう)
俳優名:李依曉(リー・イーシャオ)
顧廷燁が若い頃に深く関わった女性で、彼との間に子どもをもうけます。
一見か弱く見えますが、内面には強い執着心を抱えている人物です。
彼女の存在は、後の顧廷燁の結婚や家庭生活に大きな影響を与える重要な役どころです。
『明蘭(めいらん)〜才媛の春〜』はこんな人におすすめ
- 芯の強い女性の成長物語が好き
- 家族ドラマや人間関係の描写をじっくり楽しみたい
- 初恋のほろ苦さと信頼できる確かな愛と両方を味わいたい
派手なアクションなどの刺激よりも“深さ”を求める人に向いています。
『明蘭』はどこで見られる?視聴方法まとめ
『明蘭』は動画配信サービスやDVDで視聴可能です。
配信状況は時期により変わるため、最新情報は各サービスでご確認ください。
まとめ
『明蘭(めいらん)』は、最初はじわじわと始まります。明蘭役のチャオ・リーインさんは今や押しも押されぬ大女優。この時はまだ若く幼さも感じられて、一気にファンになりました。
「無垢な愛くるしさ」と生きるために身につけた「賢さ・忍耐深さ」のギャップも魅力です。
また「せいこう」の明蘭への一途な想い、諦めざるを得ない立場の責任、葛藤など、思わず涙する場面も多数。(私個人としては結ばれてほしかった)
話数も多く、見続けるかと不安になったりもしましたが、見続けるほどに味わいが深まる作品でした。最終回は、暖かくほっこり終わるので安心して見てください。

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